JAにじ青年部Blog

にじの部長になりました、「よんさま」です。

挨拶文を掲載します。

来賓の皆さまにおかれましては、ご多忙中にもかかわらず、第十五回JAにじ青年部総会に出席いただきましてまことに有難う御座います。

盟友の皆さまにおかれましては、昼間、仕事でお疲れのところお集まりいただき、また議事の承認ありがとうございます。

昨年度の本部役員の皆さま一年間お疲れ様でした！
昨年までの経緯を踏まえ、一年間頑張っていきますので、ご指導よろしくお願いします。

さて、活動計画の中にありますように、農地法の改正や、「新たな食糧・農業・農村基本計画」の見直し、戸別所得保証制度の導入など、政権が交代し農政の先行きは不透明であります。
また、デフレによる、農産物の価格が低迷し回復の兆しが一向に見えません。
消費者は、価格の安い外国産を買い求め、国内農業に多大なる影響が出ています。
また、自給率は41％と多少は上がってきたものの依然まだ低く、国は毎年1兆円規模の予算を投じ、10年後には50％まで上げる計画が出されていますが、国民の意識はまだ低く、かなり厳しい目標設定がなされています。

先日のニュースでは、普天間問題が、米国産牛肉の輸入の規制緩和まで発展し、WTOなどさまざまな問題が山積であります。
我々、農業者が必死に守って来た、日本の農業が国際問題によって、壊されようとしています。

そんな中、僕ら、青年部は何をしなければいけないんでしょうか？

部長に就任するにあたり、基本方針を決めました！

ひとつは、青年部活動の再確認です！
現在の活動は、マンネリ化していると思います「去年もこれをしたから、また今年も！」じゃなく、この行事は、こんな意味があるんですよ！こうゆう目的の為にやるんですよ！と本部役員会で説明し議論していきます。
イベント等で直接消費者に触れ、様々な角度から食や農の大切さを伝えながら、盟友一人一人がプラスになり、次世代に繋げるような目的意識を持ち、青年部活動を展開していきます。

また今年度、盟友参加型の全体研修会を開催し、今の農業を取り巻く政治、基本方針や世の中の流れを理解し、今、僕らがやるべき事、やらなければいけない事を考え、青年部活動にしていきたいと思います。

この基本を軸に、今、我々青年部がやらなければいけない事を協議し、行動に移し、本来の農業のあるべき姿を追い求め、行政や消費者に提案していきます！

ご理解とご協力をお願いします。

今年は、田主丸地区におきまして、三年に一度の「虫追い祭り」があります。
前回の三年前時、県青協委員をさせていただいておりましたので、人形の製作から、連日の練習を見学させていただき、また、当日は早朝からの神事に始まり、夜の本番まで、参加させていただきました。
地域の伝統を守り、次世代に繋いでいく、青年部だからこそ出来る素晴らしい活動だと、痛感しました。
まさに青年部活動と一緒やなと！
仲間と一つの目的を成功させる為に、盟友一人一人が目的意識を持ち、行動していく姿、これこそが、青年部活動のあるべき姿じゃないかなと思わされました。
本部としましても、最大限のバックアップはしていきますので、田主丸地区の皆さん頑張って下さい。

自分はJA青年部に入部し様々な活動しながら、様々なキッカケから沢山の人と出会い、そして支えられて今日までやって来ました。
今日からは、部長として、盟友の皆さまに「色んなキッカケを作り、気付かせる」事を心がけながら、一年間頑張ってまいります。
青年部活動していく上で、家を空ける事も多々あります、日々の農作業で手一杯かもしれません、家庭の事もあるでしょう。
しかし、国の根幹である農業を守り、自分のスキルを上げ、次世代の子供や孫に繋げ、地域を盛り上げ元気にしていく事も青年部である僕らの大事な仕事ではないでしょうか？

今日から、新年度が始まります！本部役員一丸となって、このJAにじ青年部を盛り上げ、県内の農業、ましては日本の農業を元気にしていきたいと思います！

ご理解とご協力をよろしくお願いします！

簡単ですけど、就任の挨拶とさせていただきます！